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2019-12-17 (Tue) 22:23

50年前5

12月17日

50年前の猫ちゃんの病気
50年前の猫の病気は栄養障害によるものが多かったように思います。   (犬)もですが、、、
ご飯にかつを節と云う食餌を与えられた母猫から生まれた子猫は成長過程で背骨(腰椎)が陥没する症状が出ます。
ネズミを捕獲する狩りをする猫ちゃんだったら良かったのですが、、、。

煮干しばかり与えられた猫ちゃんの避妊手術をしますと、脂肪が黄色なのです。
こんな動物達から
バランスの良い食事、質のよい素材が大切だという事を学びました。

キャットフード、ドッグフードが広まり始めますと今度は尿石の病気が出てストルバイトの結石、蓚酸による結石と、、
磨き砂状の尿石が溜まった場合は餌を変えなくてはいけませんが、替えても体質はすぐ変わるわけではなく、
オス猫の場合は出口に行くほどロート状に狭くなりますので、砂が出口で詰まってしまうのです。
ペニスを無くして女の子のように尿道をつくったり、最悪の場合は膀胱から正中の腹壁から尿を出す手術をしました。

現在は好いキャットフード、ドッグフードが売られています。

50年前は猫ちゃんの伝染病はさほど気になりませんでしたが、
40年前~10年前までは猫パルボ、猫白血病、猫エイズ、カルシウイルスと、、、ひどいものでした。
ものすごい伝染力ですので、個別の診察室で隔離して、、、
車の中で待っていただいたり、、、、
いただいたお金は他の方にお釣りとしてお渡ししないようにいたしました。
帰られた後はドアノブまで消毒しました。 
それほど伝染力が強い病気でした。

この頃は野良猫がキャリアとなって鼻気管炎、カリシの猫ちゃんを時たま見受けますが、、、伝染病が減りました。
何といっても予防接種の普及の賜物と云えます。
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最終更新日 : 2019-12-18

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